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アミロイドPET/CT検査とは

アミロイドPET/CT検査とは、脳内のアミロイドβ蓄積の有無や程度を調べる検査です。 アミロイドβと結合する性質をもった放射性医薬品を注射し、蓄積の程度を可視化します。 かなり早い時期から異常を検出できるため、早期発見・早期治療が可能となります。早期に治療を開始することで、認知症の進行を遅らせることが期待されます。 この検査では、アルツハイマー型認知症で約98%、軽度認知障害(MCI)で約68%が陽性となります。

アミロイドPET検査の適切な実施に際して

当院日本核医学会・日本認知症学会・日本神経学会が定める「アミロイドPETイメージング剤の適正使用ガイドライン (第3版)」に沿ってアミロイドPET検査を実施しています。

ガイドラインについてはこちらhttps://jsnm.org/archives/655/

また日本核医学会による「アミロイドイメージング剤を用いた脳PET撮像」の撮像施設認証を取得しており、厳格な基準の下、アミロイドPET/CT検査を行います。

PET撮像認証についてはこちらhttps://jsnm.org/useful/molecule/#satsuzoushisetsuninsyou

アミロイドPET検査の読影は3年以上の核医学診断の経験を有し、かつ、所定の研修を修了した常勤医師が行います。

検査対象

アルツハイマー病による軽度認知障害または軽度の認知症の治療薬であるレカネマブ(商品名:レケンビ®)、ドナネマブ(商品名:ケサンラ®)の治療適応判定、ドナネマブ(商品名:ケサンラ®)の治療効果判定を必要とする患者