室長ごあいさつ

国立国府台医療センター
地域医療連携室より

日頃より、当院へのご紹介ならびに逆紹介に多大なるご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
このたび、令和7年12月より地域医療連携室長を拝命いたしました、矢田智之（消化器・肝臓内科）です。

私は2010年に国府台医療センターに着任して以来、消化器科医として日々研鑽を重ね、診療・教育・研究に携わってまいりました。その中で、市川市医師会の先生方との協働や、胃がん検診検討委員会のメンバーとして胃内視鏡検診の立ち上げに関わる機会をいただき、地域の医療機関と手を携えて患者さんを支えることの重要性を強く実感してきました。

当院は「地域医療支援病院」として、地域の一次・二次医療機関からのご紹介を受け、高次医療を提供し、適切なタイミングで逆紹介を行うことが求められています。近年の物価高騰や医療資源の制約により、医療機関を取り巻く環境はより厳しさを増していますが、そのような状況だからこそ、地域全体で医療を支える“連携” の価値はこれまで以上に高まっています。

地域医療連携室として、迅速で丁寧な情報共有と円滑な紹介・逆紹介の運用を徹底し、皆様の施設にとって相談しやすく、頼りやすい窓口でありたいと考えております。診療や連携に関するご意見・ご相談がございましたら、どうぞ遠慮なくお寄せください。

今後も、地域とともに歩む国府台医療センターを目指し、連携室一同努めてまいります。
引き続き変わらぬご支援、ご指導のほどお願い申し上げます。